【上海旅行記1日目】Welcome to Shanghai! 

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8/31から9/4まで、中国の上海へ旅行に行ってきました。

今回からしばらくの間、ブログで旅行記事をまとめてみたいと思います。

神乃木所長、上海を旅する

さよなら日本

8月も最終日となる8月31日、私たちは新宿駅のホームに降り立った。成田空港へ向かうためのアクセス特急、「成田エクスプレス」に乗り換えるためだ。

今回の旅は中国・上海4泊5日の旅だ。思い立ってHISに申し込みに行ったのが6月のこと。パスポートを取得し、片道一人当たり総額57000円程度のツアーで、往復の航空券とホテルのみセットになった、比較的自由の効くプランだ。

旅の紹介に入る前に、今回旅を共にしたヤマナカ君を紹介しておきたい。彼は僕の高校の頃からの同級生で、同じ東京に出てきて大学に通っている。彼とは普段から色々なことを話すのだが、その一環として「実は海外行ったことが無いんだ」という話になり、「ならば行ってみよう」という話になったのが事の発端だ。互いに、将来的にはヨーロッパやアメリカ等に行ってみたい希望はあるのだが、まずは手近なところで海外を体験してみよう、という趣旨も含まれていた。そんなわけで、今回は2人の旅行であることを示しておきたい。

成田エクスプレスは新宿駅を6両で発車、途中の東京駅で12両編成に増結し、快調に成田空港へ向かった。

成田空港へ到着したのは、フライトの2時間程度前になる17時半頃。第一ターミナルに向かうと、既にデルタ航空のチェックインカウンターには列が出来ていた。カウンターでパスポートを見せるとパスポート番号から予約を割り出し、行きの航空券をくれた。手荷物を預けて、そのまま手荷物検査場へ進む。検査が終われば出国審査だ。特に何の問題もなく、パスポートにスタンプを押してもらうことができた。このパスポート、将来はスタンプでいっぱいになるのだろうか。

出国審査も手荷物検査も終えれば、後は出発を待つのみだ。僕達はフライトまで喫茶店で時間を潰すことにした。

正直なところ、この時点ではまだまだ旅行をするという実感が沸かなかった。ヤマナカ君もそれは同様なようで、「本当に飛ぶのかねぇ」等と呑気に話していたのを覚えている。出発の50分前になって、搭乗開始を告げるアナウンスが三ヶ国語(英語、日本語、中国語)でなされた。僕達はアイスティーを置いて搭乗ゲートに向かった。

 

Welcome to Shanghai !

デルタ航空295便のエコノミークラスは、想像していたよりもずっと狭かった。普段利用する路線バスのような前後の座席間隔だと思ってもらえば分かりやすいだろう。サービスで付属している毛布とクッションさえ押しのけたくなるくらいに窮屈だった。これでヨーロッパ線などに乗ろうものなら、間違いなく搭乗だけで1日分の体力を使い果たすだろうと思った。

長い長い出発までの時間を待ち、プッシュバックは定刻の19時30分。成田空港は大型ターミナルなので、とにかく地上を走る時間が長い。実際に飛び上がったのは20時くらいだったと思う。ちなみに僕は、搭乗直後から小便がしたくてたまらなかったので、エアボーンを始めた頃にはヤマナカ君のギャグに付き合う余裕も無いほど緊張していた。SIDを抜けて上昇率が下がったと思った時点でCAをコールし、英語で便所に行って良いかと尋ねた。水力発電所が出来るくらい大量の水分を排水した。

機内食のサーブ、免税品販売と終了し、暇な時間をひとしきり楽しんだ後、入国カードが配られた。中国国内での滞在目的やパスポート番号を記入するためのもので、入国審査の時に口頭で色々言うことが必要なくなる便利なカードだ。ビザは不要なのでそこだけ未記入にして記入終了。これで入国の準備は終わった。

上海の浦東(プゥドン)国際空港へは南からのアプローチ。上海市街の夜景を見てみると、日本のそれとは違って、ランプのついた道がずっと広がり、それ以外の家屋の明かりなどは少ないことに気づく。これについては後ほど街の様子を見た時に明らかになる。日本と違う夜景が見えてきてようやく実感が湧いてきたので、ヤマナカ君と二人で「すっげー上海来たよ上海!」等とはしゃいでいたのを覚えている。

飛行機は特に何の問題もなく無事タッチダウン。「Welcome to Shanghai」のアナウンスで、一気に気持ちが高ぶるのを感じた。航空管制で「Welcome to Japan.」等の声を聞くと感無量になった……というパイロットの話を聞いたことがあったが、まさにそんな気分。

これから先にどんなことが待ち受けているのか、楽しみと少しの不安を抱えてボーディングブリッジを降りた。

▲上海浦東国際空港の手荷物受取。まるで大きな回転寿司のようだ。▲空港の到着ロビー。近代的な建物で、日本の建物に似ている。

コラム:デルタ航空の国際線機材

今回行き帰りで利用したデルタ航空は、世界で二番目に大きい航空会社だ。ノースウェスト航空等の大手航空会社を買収したマンモス企業で、日本と中国やアメリカ国内等、様々な路線に就航している。

デルタ航空の上海線では、A330-300型機が充当されている。座席はエコノミーで2-4-2列の構成だ。エコノミークラスではあるが、フライト中退屈させないためにモニタが設置されていた。これは手元のリモコンで操作できる乗客用端末で、飛行マップの表示やゲーム、映画の閲覧などが可能だ。映画のタイトルはざっと見たが、知らないタイトルのB級臭いものが大半を占めていた。おまけに、行きの飛行機では機器の調子が悪く、なんと自分たちの席だけ救命胴衣に関する案内ビデオが映らず、おまけに垂直に映像がズレて見えないというお粗末さだった。結局到着1時間前くらいに、「オーディオ不備のため再始動します、15分ほど操作しないでください」といった内容の適当なアナウンスが流されるに至った。ちなみに、ヤマナカ君の端末はカーソルキーの上ボタンが効かない仕様だった。

行きの機内食上海線では機内食も登場する。国際線の機内食というのは初体験だったが、トレイに米とメインディッシュ、パン+アルファという効率的なメニューだった。ちなみに行きのメニューはエビの中華風あんかけ(えびアレルギーの人には堪らないな)で、帰りのメニューは鶏肉と謎の野菜の炒め物だった。両方共味はそこそこ良く、特に中国からの帰りの便で積まれた料理は美味しかったように思う。ちなみにビールと日本酒は無料でオーダーできるので、お酒が好きな人は頼めば良いと思う。今回は行きの便でヤマナカ君がビールをオーダーし、サッポロビールを缶ごと貰っていた。

帰りの機内食j

デルタ航空は世界最大なだけあって、あちこちで「サービスが悪い」だの「荷物が雑」だのという話が聞くが、実際そこまで悪いと感じることは無かったし、座席の狭さ以外は標準的なものだと感じた。ただ、デルタ航空は頻繁に利用する客や上位グレードの客には格別に優しいと評判で、例えばチェックインの際にも、「Economy」と「Sky Priority」の2つ存在し、Sky Priorityの方は一瞬でチェックインすることができる。このあたりはANA等でもやっていることなので、さほど特別なことではないが。

ちなみにアジア線なのか、乗務員にはアジア人が多いように思えた。彼らにはとりあえず英語が通じるので、国籍がわからなかったら英語で話しかけるのが妥当だろう。ちなみに僕は日本人クルーに苦心しながら英語で話しかけ、後ろの席でクルーが日本語で受け答えをしたのを聞いて凄く残念な気持ちになった。まず日本語で話しかけたほうが良いかもしれない。

 

スリリングな送迎バス~ホテルへ

入国審査を終えて手荷物を受け取ると、H.I.Sのガイドさんが到着ロビーで待っていた。王(ワン)さんという現地の女性ガイドの方。歳は恐らく自分達の2~3上だと思うが、色々と日本語で話しかけてくれて可愛かった。僕達は上海滞在で注意すべきこと(財布は前のポケットや鞄に入れること、等、大体はガイドブックなどで調べたことばかりだったが)を聞き、治安等についてひと通り説明を受け、(ガイドさんは夜でも上海は安全と言っていたし、実際そのとおりだった)ホテルに向かった。

……と、こう書くと非常に楽しく迎えてもらったように感じるのだが、実際にはこの送迎バス、運転がメチャクチャ荒く、生きた心地がしなかった。時速はメーター読みで120~140キロ程度だと思うが、何しろ車種が普通のハイエースだし、車線変更を繰り返すし、ところどころ道にものすごい凹凸があったりで非常にスリリングだった。上海旅行を通して、スリリングな経験はこのバスと後に書く東方明珠塔の展望台くらいだったように思う。

ホテルに到着する頃には夜の23時を回っていた。夜23時を回るとタクシーが深夜料金になるらしく、ガイドさんが「また遅くなっちゃいますです~」と言っていたのが大変可愛かったと思う。何度でもいうが。

ガイドさん同伴でホテルにチェックイン。今回宿泊するホテルは「上海虹口世紀大酒店」(Best Western New Century Hotel Shangjai)で、欧米資本のベストウェスタングループのホテルだ。スーペリアクラスホテルをお願いしており、実際のところ日本のシティホテルと大差はなかったと思う。チェックイン時には保証金1万円を預け、両替をしてもらった。ちなみに両替レートは、日本円→中国元に変えるときは中国国内のほうが良く、逆の場合は日本国内のほうがお得だ。

ホテルの部屋は11階に案内。内装も普通のホテルと同じで、ベッド2つに電気スタンド、デスク、テレビ等がセットされていた。

 

上海のマクドナルドへ

さて、到着後腹が減っていた私たちは、「マクドナルドへ行こう」という話になり、ホテル最寄りのマクドナルドへ出かけることにした。時刻は23時を回っているが、通りにはバーベキューのようなものを売っている人たち、酒を飲む人たちが座っていた。

マクドナルド店内の雰囲気は日本のそれと殆ど同じだった。ただ、ポロシャツに短パンという姿の人が厨房を悠々と歩いてるのは国民性だろう。

さて、注文する段になったが、英語のメニューなんてものは一つもなく、僕達はメニューの番号を指さしながらサバイバルな注文をすることになった。結局店員に写真を指さして確認され、「イエス、イエス!」等と云いながら何とか注文完了。店から出てきて「やべえwwwwwおもしれえwwwwww」とヤマナカ君と盛り上がった。

日本に居れば当然のように注文できるものにここまで苦労と緊張を伴うのは初めての経験で、むしろそれが嬉しくてたまらなかった。

ホテルで実際食べてみると、その味付けは日本のと大きく異なっていた。特に違うのはフライドポテトで、塩がほとんどふりかけられておらず、代わりにケチャップが付属していた。バーガーのほうはチキン味で、こちらは味付けもしっかりしていて美味しかった。飲み物は何もオーダーしなかったので自動的にコーラのようだ。これらのバリューセットが25元(約300円程度)で食べられる。安いものだ。

 

一日目は夜遅くの到着だったが、少しだけでも中国っぽさを味わうことができ、僕達は満足してベッドに入った。

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