書評・レビュー 非リアな青春を追体験できる、有川浩「キケン」が心に染みた 2016.06.25 有川浩の「キケン」という小説の文庫版が書店に並んでいたので、有川浩を作者買いする私は迷わず手に取った。 「塩の街」の初版が書店の棚に並んでいた時から知っている作家で、私の人生の多分10%くらいは彼女の小説に影響されている…
書評・レビュー 野崎まど「know」を、愛と欲望を交えて考察してみる 2016.04.29 本記事は、野崎まどの「know」を読み終えて「???」となってネットで考察を探してみたものの、いまいちしっくり来ないと思っている読者の方向けに書いた記事です。 というよりも、同じ状況で、いまいちしっくり来なかったので、私…