ズレは確かに致命的だった。二度読んで、初めて解る深い愛情。: 「キミとは致命的なズレがある」読了【ネタバレ考慮済】
記憶を失った人間が主人公の物語は数多くあり、そのいくつもが、あっと驚く意外な展開を見せてくれる。 そんな中でも、この「キミとは致命的なズレがある」は、傑出して素晴らしい作品だったといえる。例によって「ラノベとして読むと?…
Cities:Skylinesの日本人向けDiscordサーバーの運営やYoutubeでの動画配信、アセット制作などをやっている神乃木リュウイチの個人ブログです
記憶を失った人間が主人公の物語は数多くあり、そのいくつもが、あっと驚く意外な展開を見せてくれる。 そんな中でも、この「キミとは致命的なズレがある」は、傑出して素晴らしい作品だったといえる。例によって「ラノベとして読むと?…
「もしも国鉄が分割民営化されずに残っていたら、どうなるだろう?」 鉄道が好きな人なら1度は考えるこのテーマを、ライトノベルとして描き起こした一冊。 この本の作者は「僕は君たちほどうまく時刻表がめくれない」も執筆しているの…
この小説は「階段部」という部活動がある学校で繰り広げられる出来事を綴った小説だ。 「階段部」とは、学校内を走り抜け、そのタイムを競い合う部活動で、最短・最適なコースの選択や、障害物となる生徒(人)を避ける技術が要求される…
この本は「高国」という国と日本が戦争をしている最中、突然世界から人が大勢いなくなった世界を描いた話。 登場人物は主に2人の少女。元軍人で17歳のコウと、12歳のチィ。二人は出会ってからずっと、ピックアップトラックで旅して…
良い部分は充分にあって、主人公のキャラやバトルシーン、展開は魅力的なのだが、いかんせん人物描写が薄すぎる(というより、バトルと銃でページ数使いすぎ)ことを含め、話の全体的な深度にばらつきがありすぎるのが目について残念な作…
ガガガ大賞受賞作だが、「ラノベ??」となるような作品。一般にもラノベにもなりきれず、そこに消化不良を感じる人もいるかもしれない。 ただ、等身大の高校生(特に女子高生)をここまでリアルに(可愛いところもアレなところも)描き…
有川浩の「塩の街」の文庫版(角川)を読んでる。 「塩の街」がいわゆるラノベにカテゴライズされるかどうか、という問題は置いておくとして、僕が電撃文庫をはじめとするとライトノベルに手を出した初めての作品、つまりこの道に足を踏…