2013年冬の音楽機材散財:前編

お久しぶりです。神乃木です。
この冬は音楽機材を中心に超絶散財しまくってしまいました…。

散財しまくるだけでは悲しいので、せっかくなので簡単にレビューもしてみようかなと思います。

以下、今年の冬に買ったものリスト

  • Steinberg Cubase7 (DAW)
  • EastWest Quantum Leap Symphonic Orchestra Gold (オケ音源)
  • brainworx bx_XL V2(M/S処理用エフェクト)
  • Lexicon LXP Native Reverb Plug-in Bundle (リバーブ)
  • Native Instruments Damage / Massive (パーカッション音源/シンセ)
  • GENELEC 8020B(モニタースピーカー)

はい、買いすぎですね。どうしてこうなったのか。

1つの記事にすると長くなりすぎるので、二回に分けてレビューしていこうと思います。

Steinberg Cubase7

まずは言わずと知れたDAWの巨塔、Cubaseシリーズ最新バージョンのCubase7から。

私はCubaseは5から使用していますが、5もいい加減古くなってきており、なにより64bit非対応ということが大きな痛手であり、今までの音楽制作に非常に大きな障壁を感じておりました。64bit版のCubase5はVST Bridgeの安定性が悪く、手持ちのプラグインがよくクラッシュしてしまうことから、つい最近まで32bitで作ってたんですよね。

そんな状況をいい加減抜け出すべく、新DAWの購入を決意。別なDAWに替える選択肢は無いので、自動的にCubase7を買うことにしました。

cubase2

実際に使ってみると結構いい感じ!

まず、巷では結構不安定とか色々言われてたんですが、正直不安定さは5とあまり変わらない感じがしました。使い始めてから確かに落ちることも多いですが、5も結構落ちてたので普通かな……という感じです。メモリ超食いまくるプロジェクトでもきちんと動くのでさすがです。

あと、音が良くなりました。おそらくオーディオエンジンが変わったんじゃないかと思いますが、確実に出る音が良くなったように思います。嬉しいアップデートですね。

あと、ミックスコンソールは便利でした。ミキサー画面の延長でプラグインに簡単にアクセスできて、プラグインの設定のコピーや移動を手軽に出来るのは、生産性が上がるかなと思いました。

cubase1

ただ一つ不満なのはGUIのわかりにくさ。ボタンの位置がわかりにくかったり、そのボタンをクリックしたらどうなるのかが分からないボタンが多い。慣れてきたらそうでもなくなるのだろうけど、とっつきにくいインターフェースだなと思いました。

購入は円安のため海外輸入を諦め、国内のAmazonマーケットプレイスから購入しました。ギリギリ3万円以内(29250円)で買えたので、結構良い買い物だったと思います。

さて、晴れて64bit環境を導入したので、じゃあ何をするか?

オケ音源を買うでしょ。

ということで買いました、念願のQLSO Goldですね。

qlso_pic

良い所は、QLSO Goldはとにかくオーケストラの楽器が全部揃っているので、この音源1台でオーケストラが完結することです。

半分嘘です。

オーケストラ音源を買って、これ1台で完結するわけがないですね。実際は色々不満足な楽器とかが出てくると思いますし、実際ストリングスは不満なので年明けにでも買おうかと画策しているところです。

ただ、全体で首尾一貫した音を鳴らしてくれてまとまりも良いので、手軽にオーケストラ作れるという点ではとても良いプラグインだなと感じました。

ストリングスも奏法が多く、金管もたくさんある。太鼓などのパーカッションも充実している。これだけ詰まって日本円換算27500円で買えちゃうわけですから、凄い時代になったなと思いました。

EWの音源はコストパフォーマンスが良いと言われていますが、これはその極めつけだなと思います。

これからオーケストラを始める人にはうってつけの入り口になるプラグインですね。

不満点は、第一第二バイオリンが分かれていないこと、バイオリンの人数が変なこと、リバーブがちょっと使いづらいことですね。あとレガートが上手く繋がらなかったり、ラウンドロビンが変な鳴り方をするような場面があるので、ちょっと打ち込みに気を使う必要があるかなと思いました。それでもこの値段なら200%お得ですけどね。

brainworx bx_XL V2

bx_xl

後述しますが、モニタースピーカー新調で音の空間とかを凄く敏感に感じ取れるようになってきたので、空間系のプラグインも揃えようと思い、前々から気になっていたこのプラグインを買うことにしました。

機能自体は、音のM/S(Mid / Side)を弄ることで音の広がりをコントロールするプラグインです。実際のところ、XLノブをガーっと弄れば空間が広がる! 分かりやすいね!

Waves Oneknobのときもソッコーで買いましたが、そういう分かりやすいプラグイン大好きなので今後も積極的に使っていこうと思います。宮地楽器のセールでなんと10,500円にてゲット。

散財レビューは後編に続きます

散財レビューはその2に続きます

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