A-800PRO 製品ページ
私はキーボードにRolandのA-800PROを使用しています。
このキーボードはMIDIツマミやスイッチがたくさん付いており、DAWのコントロールも出来てすごく便利です。
今回は、MIDIキーボードのフェーダーをCubaseのMIDIトラックにアサインし、フェーダーでMIDIのボリュームやエクスプレッションを変化させる方法をご紹介します。
CubaseでMIDIキーボードからMIDIコントロールをアサインする基本の考え方
私のキーボード(A-800PRO)では、フェーダーを動かすと特定のMIDIコントロールチェンジが送られます。おそらく他のキーボードも同様だと思います。
Cubaseでは、①コントロールチェンジを一旦Cubaseの「クイックコントロール(QC)」に割り当て、②「クイックコントロール(QC)」をMIDIに割り当てるという二段階の割り当てが必要になります。
つまり、同じツマミを動かしても、MIDIトラックごとに振るまいを変えることができます。こうすることで、あるストリングス音源では左端のツマミがレイヤーコントロールを意味し、あるシンセ音源では同じツマミなのにカットオフレゾナンスを意味する、といった使い方が可能になるのです。
フェーダーを動かす→CubaseがQC値を変化させる→MIDIトラックとQCのアサインに従い、MIDIパラメータが変化する
という手順になります。
実際に設定する
では、実際にCubase7上で設定してみましょう。ここでは、A-800PROの左端のフェーダー(S1)を、エクスプレッションに設定してみます。
①まず、Cubaseのデバイス設定を開きましょう。開いたら、「リモートデバイス」の「クイックコントロール」を開きます。
②表の上にある「QuickControl1」をシングルクリックし、行を灰色にします。
③画面右側の「学習」チェックを入れます。
④MIDIキーボード上で左端のフェーダー(S1)を動かします。
⑤「MIDIチャンネル」「アドレス」などの値が変化し、QC1にフェーダーが割り当てられました。
⑥「学習」チェックを外し、「OK」を押してデバイス設定を閉じます。
⑦MIDIトラックにQCを割り当てます。割り当てたいMIDIトラックを選択し、左のメニューから「クイックコントロール」を選択します。
⑧現在、8つのクイックコントロールが何も割り当てられていない状態です。ここで、一番上の黒いセルをクリックすると、割り当てるコントロールを訊かれますので、ここで「CC11」を選択します。
⑨設定が完了しました。これで、物理フェーダーからMIDIトラックのエクスプレッションを変化させることができるようになりました!
Cubaseでは8個のQCを備えていますので、最大で8つのツマミを登録することができますね。更に8つのツマミがトラックごとに無数のCCにマッピングできるので、おそらくこれで困ることはないと思います。
やはり物理的にフェーダーを触りながら曲を作ったほうが生産性が高まることは間違いないですよね!
ちなみにサスティン用にこういうペダルもあると更に捗りますのでおすすめです!
自身もA-800PROを使用しており、設定をして
みたのですがアドレスの変更もなくアサインできない
状態になっています。コントロールマップを
入れてもRのとこMIDI入力が入りっぱなしで
ずっと入力のところが反応しっぱなしです
(mapの0にすればこの現象は止まります。)
わからないので教えていただけないでしょうか?
返信遅くなって申し訳ありません。
こちらの件ですが、「アドレス」の部分は手入力もできますので、一旦画像のように手動で入力してみることで解決できそうな気がします。
もし解決していなければ、USBとキーボードの接続を確認し、手動入力をお試しください。
よろしくお願いいたします。
乳首をつまみにすることはできますか?
コメントありがとうございます。
乳首をつまみにする件についてですが、こちら理論上は可能となっております。
その場合、乳首のセンシティビティとキーボードのフェーダーの値をフィジカルにリンクする必要があるため、
乳首を搭載するハードウェアに一定のパフォーマンスが求められます。
乳首を搭載しておりキーボードのフェーダーを乳首の値に応じて変化できるパフォーマンスを持つハードウェアの確認方法ですが、
こちらは道行くハードウェアにボイスコマンドを送信(オッパイモンデイイスカ)することで簡単に確認ができます。
以上、回答とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
あとここはask.fmじゃねえ。
失礼します。私もA800PROを使用しています。
大変恐縮ですが、女性器に男性器をインサートするショートカットをパッドにアサインする方法を教えて頂けますでしょうか?
コメントありがとうございます。
パッドにアサインするとのことですが、パッドですとツマミの大きさが小さいため、
十分なパフォーマンスを得ることが出来ない可能性がありますのでご留意ください。
男性器のインサーションエフェクトを有効にするためのショートカットコマンドとしては、
①金
②整形
の2つがございます。
特に①については誰でも可能となっておりますので、まずは①の手順にてご準備を頂き、
インサーションエフェクトを有効にしてみてください。
きっと最高のレコーディングになると思います。
自分もA-PRO使ってます。
始め学習機能まともに動いたんですが、次に設定した時はアドレスが74で被るようになってしまいました;
おかげさまでクイックコントロールはアドレス手動入力で動いたのですが、
一般リモートデバイスにPANやトランスポートを設定したいのです。
PAN(R~)やトランスポート(L1~)のアドレス表記とかってあったりするのでしょうか?
神乃木です。コメントありがとうございます。
おっしゃっていることですが、「トラックのオートメーションにもクイックコントロールを設定したい」ということで合っていますでしょうか?
であれば、以下のサイトを参考にVSTオートメーションへのクイックコントロール割り当てができるみたいです。
一度ご覧いただけますと幸いです。
59_クイックコントロール_CUBASE – http://goo.gl/66Q1ik
説明足らずでした申し訳ない。
フェーダーにクリックコントロールの割り当てはトラッククイックコントロールでできたのですが、
R1~R9(PANなど) L1~L9に(再生など)設定をしたいのです。
一般リモートデバイスに登録できるような箇所があるのですが、上手く設定ってできるのでしょうか?
再度コメントありがとうございます。
確認してみたのですが、こちらの設定を行いたい場合、
1. A-PRO EDITORにて各ツマミ(R1-R9等)にCCやメッセージの設定を適宜行う
→これにより、A-PROからのフェーダー操作がCubaseにMIDIとして送られます。
2. Cubaseの一般リモートデバイス追加機能(デバイス設定から+を押すと、Cubaseにデフォルトに付いているデバイス以外のMIDIデバイス、この場合はA-PROですね)
を用いて、2つのペインのうち上部ペイン(「MIDI状況」列があるペイン)にてA-PROから飛んできたMIDIをCubaseの「Fade1」等の名前と割り当てます。
3. 次に下部ペインで、Cubaseの「Fade1」の値とVSTのオートメーションをマッピングします。「値/操作」から「左右パン」を選びます。
今回おっしゃる手順を上記に当てはめると、
1. A-PRO MIDI EditorでR1にCC110、MIDIチャンネル1(ここは適宜変えてあげてください。使わないようなNRPN等の値でも良さそうですね)を割り当てます。
2. 一般リモートデバイス設定ウィンドウにて、上部ペインの「Fade1」にて、「MIDIチャンネル」を1,アドレスを「110」、最大値を127にしてあげます。
3. 下部ペインにて、「Fade1」のペインにて、「チャンネル/カテゴリ」にて、設定したいVSTやオーディオトラックを選び、「値/操作」に「左右パン」を設定します。
上記手順でR1を操作すればPANが変わるかと思うのですが、いかんせん現在私がDAWの環境をWindowsマシンからMacに切替中で、A-PROエディタがバグにより使えない状況(MIDIデバイスが表示できず、データのReceiveやTransmitができません。現在この問題についてローランドに問い合わせ中です)のため検証作業ができない状態です。
もしよろしければ、上記手順にて実施できたかどうかを教えてもらえると幸いです。
私はa500proとcubase10AIを使用しているのですが、御教授の通りに設定しようとしても「学習」のときにアドレス等が変化しません。本画面右下から、midi入力自体は認識されているようです。
何か原因として考えられることなどえれぱ御教授いただけないでしょうか。